Blue Moon





 
 
 深い眠りに落ちて居たはずの意識が些細な違和感によって、釣り糸に引っ張り上げられるかのように浮上する。
 意識の大半がまだ眠りの底を漂っている状態では、その違和感の正体を直ぐに察する事はできない。
 ただ、物足りない。という一言が脳裏に浮かんだ瞬間、無意識に動いた腕の感覚がいつもと違うことに気がつく。
 いや、ある意味いつも通りなのかもしれないのだが、今この場において腕にあるべきはずの重みが無い事が、違和感となって堂上の意識に引っかかった。
 甘い熱にのめり込み、心地よい世界に意識を沈めていたはずなのに、なぜこんなにも寒いのだろうか。
 そう思ったのは一瞬だ。
 状況を理解する前に、有るべきはずの重みが・・・腕に抱えていたはずの存在が無いことに気がつついた瞬間、夢うつつだった意識はおもしろいぐらい簡単に浮上し、先まで確かにあった腕の中の存在を求めるように、堂上は今度は意識的に手を動かす。
 だが、腕は空振りで有るべきはずの存在に触れる事は無かった。
 それどころか、温もりを宿していたはずの場所はいつの間にかヒンヤリとして、そこにあったはずの存在が抜け出してからしばらく時が経っていることを知らしめた。
 いつの間に抜け出したのか。
 自覚せず眉間に皺がよる。
 職業上、人の気配には聡く傍らに誰かしらの存在があると熟睡しなくなったのはいつの頃からだったかは、もう思い出せない。
 図書大という特殊な大学校で学んでいる間だったか・・・少なくとも、かつてベッドを共にした相手とは終わった後まで腕に抱えて眠ることはまずなかった。厳密に言えばなかったというより、できなかったと言うべきかもしれないが。
 正直にいえばそれは身に付いてしまった習慣だ。
 おそらく学生の頃はまだそこまで過敏ではなかったとは思うのだが、気がつけば人の気配というものに過剰に反応するようになったとは思う。
 それは戦闘職種である以上仕方なく、自分だけではなく多少の差はあれど、特殊部隊の隊員の大半が該当する事だろう。
 だから、誰かと共に居るときは寝ることはほぼ諦めていた。
 それは、正直にいえば郁と夜を過ごすようになってからも変わらないと思っていた。
 例え、同じベッドで休んだとしても、その眠りは浅いもので熟睡することはないだろうと・・・戦闘職種である以上そう言うもんだろうと思っていたのだが、結果は予想外の方へと答えを出した。
 その事に気がついたのはいつ頃だったか・・・
 今では逆に腕の中にいない方が落ち着かない。
 こうして、彼女の存在が腕の中から無くなると寒くてしかたないのだ。
 まさか、自分がここまで一人の女ににのめり込むとは正直思わなかったが、それが以外と心地良くセーブするきにならないのが困ったところかもしれない。
 といってもそれは、自分にではなく郁にとってだが。
 堂上はかすかに息をつくと、その行方を求めて視線を周囲に巡らせる。
 浴室からはシャワーの音の類は聞こえてこないため、シャワーを浴びていると言うことはなさそうだ。
 なら、どこに行ったというのか。
 ホテルの狭い室内。
 行くような場所はない。
 ぐるりと、浴室から視線を窓際へと向けると、バスローブを羽織った郁が自分に背を向けて立っていた。
 時計へと視線を向ければ夜中の2時を過ぎた頃だ。
 いつ頃まで肌を重ねていたか覚えてはいないが、いつもなら疲れ切って深い眠りの底に沈んでいる時間帯だ。
「何をしているんだ?」
 床に落ちているバスローブを拾って羽織ると、背後から腹の前に腕を回すようにして抱き寄せる。すると、郁は小さな声ですみません・・・と謝ってきたが、堂上には郁に謝られるような事をされた覚えはない。
「なんだ? 謝るようなことをしていたのか?」
 先ほどまでさんざん触れていた首筋に唇を落としてみれば、郁はくすぐったそうに首をすくめる。
 仄かに鼻先をくすぐるのは嗅ぎ慣れないボディーソープの香り。
 すでにシャワーも浴びていたのだろう。
 ベッドから温もりが完全に消えるわけだ。
「してませんけれど。ただ、まぶしくて起こしちゃったのかなって思って」
「まぶしい?」
 それを言うのなら、まぶしくて起きたのではなく、腕の中が寒くて起きたのだが、あえてそれは口にすることはなかった。
「明かりでも付けていたのか?」
 かすかに開いているカーテンから零れている明かりはあるが、室内の明かりといえばフットライトのみで、室内はどちらかといえば真っ暗と言っていいぐらいだ。
 このぐらいでは目を覚ますと言うほどの明るさにはならない。
「いえ、月がけっこう明るいので、もしかして顔にかかってたかな・・・って思っただけです」
「月・・・? ああ、今日は満月か」
 郁の言葉に堂上はカーテンの隙間から空を見上げると、郁が言うとおりまん丸の月が上天に浮かび、眠らない街といわれる新宿の街明かりなどものともせず、夜空に白く輝いていた。
「そーなんです。教官知ってます? 今日はブルームーンなんですよ。ちなみに直訳したまんまの意味じゃないですからね」
 郁に釘を打たれなければ、青く見えるか?と間違いなく言っていただろう。
 それが、違うとなれば答えはなんだ?
 直訳・・・青く見える月という意味ではないと言われ、堂上は少しだけ考え込むように眉間に力を入れる。だが、堂上の知っている意味の中では、おそらく郁が言っている意味とは一致しない。
「カクテルでそんな名前のがあるのは知っているが・・・今日はってことは、カクテルは関係ないよな」
 堂上の返答に、郁は楽しそうにクスクスと笑いながら月を見上げ、少しだけ寄りかかるように体重を預けてきた。
 以前のように緊張して身体が強ばらずに、当たり前のように安心して身を任すようになってくれたことが心地よく、郁の身体をしっかりと抱き留める。
「カクテルにブルームーンって名前のがあるんですか?」
 違うだろうとは思ってはいたが、郁の言っている意味のブルームーンは堂上が知っている言葉とは違うということがそれではっきりと判った。
「ああ、カクテルである」
「青いカクテルなんですか?」
「いや、名前は青い月ってやつになっているが、実際の色はスミレ色をしたカクテルだ」
「すみれ色なんですか?」
 郁はブルーって名前なのに菫色?と言わんばかりに首をかしげる。
「バイオレット・・・菫のリキュールを使うから、青じゃなくて紫色だ。お前が好みそうな綺麗な色だが、ジンベースだから強めのカクテルだな。俺は飲んだことが無いから味は判らんが、確かほろ苦い系統のカクテルなんじゃないのか。味的にもお前が好みそうとはいえないが、・・・お前が興味を持つなら、カクテルに込められた意味のほうだろうな」
「カクテルに意味なんてあるんですか?」
 お酒をほとんど飲まず、知識はかなり乏しいことは判っていたから知らないだろうと思ってはいたが、案の定郁はカクテルに含められた意味があることを知らないようだった。
 そんな事を思いながら、堂上はブルームーンに秘められた意味を口にする。
「直訳の「青い月」という意味の他に、「完全なる愛」「叶わぬ恋」「出来ない相談」という意味がある。「完全なる愛」については材料とされているバイオレットリキュールの商品名がフランス語の Parfait amour・・・完全なる愛から言われるようになったと言われているが、基本的には「出来ない相談」の方がよく使われるようだ。ブルームーンの直訳になる、青く見える月ということ自体が「決してありえないこと」「きわめてまれなこと」に例えられるからだろう」
「「完全なる愛」と「かなわぬ恋」なんて相反する二つの意味があるなんて面白いですね。花言葉みたいです。使い方もそんな感じなんですか?」
「たぶんな。実際にカクテルでそんな使い方をしているやつを見たことはないけどな。ブルームーンだけじゃない、他のカクテルにも色々意味がある。興味があるなら図書館でカクテルの本でも借りてみろ。歯が浮くような意味が込められたカクテルから、文字通りのやつまで色々と乗っている」
「カクテルの本なんてあるんですか?」
「由来や言われ、作り方とかがだいたいどの本にもメジャーな物が書かれている。後は好みで選べ」
 本のサイズから写真のありなし。
 紹介されているカクテルの内容。
 大差が無いように見えても、不思議と好みがでるというものだ。
「今度借りて見てみます」
 好奇心丸出しのその表情に堂上は苦笑をもらす。
 たいがい、ああいうのを見ると試してみたくなるものだ。
 子供というものは・・・・と言ったら確実にふぐのように頬を膨らませるだろう。
「試してみたいと思ったら声を掛けろ。バーに連れて行ってやる」
 堂上の言葉に案の定、すでに興味を持った様子の郁は食いついてくる。
「いいんですか? あたしそう言うところまだ行ったことないです」
 特殊隊で入るような店は質より量!と言わんばかりの店か、安くてボリュームがあって美味いと言われるような店ばかりで、瀟洒なバーはまず候補にすらあがらない。
 あがったとしてもあんなむさい連中達と入りたいとも思わないが。
「カクテルは度が強いのが多い。お前が飲んだら潰れるのがオチだ。一人で行かせられるか」
 むろん、アルコールはバーテンダーに言えばいくらでも弱めに作ってはもらえるが、だからといって変に柴崎などと行かれるぐらいなら、最初から一緒に行った方が精神衛生上いいにこしたことはない。
 今時、バーでナンパするような男がいるか堂上には判らないが、柴崎と一緒だと男に絡まれるか率が一気に跳ね上がりそうだ。
 少なくとも、柴崎はあしらい方を熟知しているだろうが、郁は簡単に言葉たくみに口当たりは良いが、一気に足にくる物を飲まされるか可能性を否定できない。カクテルには女殺しと言われる類の物もあるのだから、うっかり女だけでは行かせることはできないが、その場に自分が居るならば話は変わってくる。
 たまには、バーで遊んでもおもしろいかもしれない・・・と思う。
 カクテルの中には名前そのものが際どかったり、夜の誘い文句だったりするものもある。
 堂上の中でいくつかのカクテルの名が浮かんでは消えて行く。
 それを出されたとき、郁がどんな反応をするか・・・火を見るより明らかだが、想像をすると楽しい。
 堂上がそんなことを考えているとは知らない郁は、ただ無邪気な反応を示す。
「バーでデートだなんて、なんだかオトナなデートですね」
 って言われると今までのデートはじゃぁ子供だったのか?と聞きたくなる。いや。そもそもこうしてホテルに泊まり込んでやっているあれこれそれは何になるんだと、つっこみが出てくるが、郁らしいといえば郁らしい言葉に、堂上は脱力をしながら本題に話を戻す。
「で?お前はどういった意味で言ったんだ?カクテルじゃないんだろう?」
 直訳通りの青く見える月のことでもないというなら何のことだ?
 赤く見えたり橙色に見えることはままあることだが、誰が見てもはっきりと判るような青い色の月など堂上は未だかつて見たことがない。
 大気の成分で光の屈折が変わり色が変わって見えると言うが、青い月に見えるには大気中の塵・・・火山灰の影響や隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響によってだったか・・・予測不可能なためめったに見ることはできない。
 というよりも、そうそう日常的な事ではない。
 火山の噴火も隕石の落下も。
 堂上が知らない事を自分が知って入れるという状況などめったにないため、郁はくふん。と楽しげに笑みを零。
「一ヶ月の間で満月が2回あるうちの、2度目をブルームーンって言うんですよ」
 知ってます?
 と目で問われ堂上はいやと答える。
 月が満月か新月かなど今までほとんど意識したことがない。
 例え、ふと見たときに満月か。と思ったとしても、その満月が今月1回目だったか2回目だったかなど気にしたことなど今まで一度も無かった。
 だが、それがどうかしたというのだろうか。
「数年に一度の割合で見られるんですけれど、ブルームーンを見ると幸せになれるっていう都市伝説があるんです。話はずっと前に聞いていていたんですけれど、実際に観ようと思うと意外と、その時には忘れちゃって、今まで一度も見れたこと無かったんですけれど・・・・」
「今日がそのブルームーンなのか?」
 堂上は僅かに開いていたカーテンを大きく開けて月を見上げる。
 望月とも言われる満月は柔らかな光を放っているが、その光は見慣れた月の色で、青く見えることはない。
 が、むろん郁がそう言った意味で言ったわけでもないことは判ってはいた。
 では、他に何の意味があるというのか。
「はい。今月の1日に一度目の満月があって、今日が2度目の満月なんです。都市伝説だって判ってますけれど、教官とお泊まりした時にあたったのがなんか嬉しくて。まるで、お月様に祝福されているような感じじゃないですか」
 へへへへへ。子供っぽいですねと笑いながら続ける郁に、堂上は郁の耳元に顔を寄せ、「かわいいこと言うな」と囁く。
「え? か、かわいいことですか? こ、子供っぽいっこと言っているって呆れられるかと思いました」
 だから、こっそりと一人で見ていたのか。
 子供っぽいというより、ロマンチスト・・・乙女思考と言うべきだろう。
 郁の言う一ヶ月の間に2度満月になる時があるというのは、簡単に言えば周期の問題だろうという事が予想つく。
 月の満ち欠けの周期とグレゴリオ暦の1暦月の長さは一致しないため、僅かなずれが日々の中で積もっていき、数年に一度の割合で、一ヶ月で二度の満月になる。
 ただ、それだけといってしまえばそれだけの話なのだが、それでは確かに味気ない。
 たとえば、流星が消えるまでに三回願い事を唱えれば願いが叶う・・・宇宙の塵が燃え尽きるだけの現象に、願い事を唱えたからってかなうわけではない。
 だが、それでは面白くもなんともない。
 全てが理屈だけで片づけてしまったら、味気ないものだ。
「別に子供っぽくはないだろう。ロマンチストなだけだ」
「あ、あらためてそう言われると・・・なんだか、恥ずかしいです・・・」
 顔を真っ赤にしてうつむく郁に堂上は喉の奥で笑みをこぼす。
「そうか? この場合の流れで言えば、俺は月に誓うのがセオリーか?」
 月明かりで青白く見える肌に赤みが差していくのを見ながら、堂上は耳朶を口に含みながら囁く。
「つ・・・月に誓うのはだめです」
 逃れようとするかのように首をすくめるが、堂上は含んだ耳朶から唇を放すことはせず、耳の形をなぞるように舌を這わし、わざと低い声でなぜ?と問う。
「だ・・・だって、月は姿変えちゃいます・・・・し、欠けちゃいます・・・」
「ああ・・・そういえば、何かでそんな台詞があったな」
 それこそ、この流れで言えば常套句になるか。
 満ちてゆく月か、何一つ掛けていない月に誓おうとも、明日になればその姿は変わる。満ちた物は掛けてゆき、やがて姿を消す・・・
 そんな物に想いを誓われても、今は自分にある想いが明日には離れていってしまうようだ。そんな流れだったか。
「安心しろ。満ちていくことはあっても欠けてゆくことなど無い」
 耳朶に歯を立てるとそれだけで腕の中の存在は身体を震わし、熱の籠もった吐息を漏らす。
 それに煽られるように耳の後ろに口づけ、いつもより幾分強く吸えば、そこにはうっすらと存在を主張する赤い華が咲く。だが、まだ薄い。これではすぐに消えてしまう。
 だから、堂上は先ほどより少し強めに口づければ、抗議するように腹に回した手を叩かれる。
「きょ、教官・・・痕、残さないでください・・・・」
 ふるえる声で囁かれるが、堂上はやめない。
「髪と耳に隠れて見えない」
「で、でも・・・柴崎なら・・・」
「柴崎がお前の髪をかき上げたりするのか?」
 例え、柴崎が聡い女だとしても髪をかき上げでもしない限り見えない痕には気がつかないだろう。
 満足行くまで華をさかせると、そのまま唇は緩やかに首筋から寛げられた肩へと落ちてゆく。
「あ・・・あの、きょ・・・教官?」
「なんだ?」
 肩までたどったところで、郁はぎゅっと前身頃をあわせるように手に力を入れるが、堂上の動きを止めることはできない。
 僅かな隙間から手をさしこみ、柔らかな肌を唇だけではなく手でも堪能しはじめる頃には、郁も堂上の目的がはっきりと認識できたのだろう。
 困ったような視線を堂上へ向けてくる。
「あの、もうその・・・遅いですし・・・・」
 もう、休みませんか?と遠慮がちに続けられるが、堂上はそれは無理だな。と一蹴する。
「む、無理って無理って」
 金魚のように口をパクパクさせる郁を見上げて、堂上はニヤリと人の悪い笑みを浮かべる。
「煽ったお前がわるい。責任とれ」
「あ・・・・煽ったって・・・いつ、あたしが教官を煽ったんですか!」
 そんな事をした覚えが全くない郁には、自分の何が堂上のスイッチを入れたのかがさっぱり判らないのだろう。
 目を白黒させながら叫ぶが、堂上はしれっと答える。
「かわいいことを言うお前が悪い。あんな事を言われてはいそうですか。と寝れるか、ボケ」
「そ、そう言う意味で言ったんじゃなくて・・・っていうか、教官寝ていたじゃないですか!もうお疲れですよね!? あたしももうへとへとなんでもう今夜は休みましょう!」
「だから、起こしたお前が責任持って俺を寝かしつけてくれ」
 寝かしつけてくれだなどと、どこのお子様だ。と言わんばかりのことを言うが、声の甘さと含まれた熱に、郁はますます顔を赤く染め上げていく。
「だ、だって起きるなんて思わなかったから・・・・・・」
 しっかりと寝ている様子だったから腕の中から抜けても起きないと思ったのだろう。
「どうして、起きちゃうんですか・・・・」
 二人でなだれ込むようにベッドに倒れると、郁は眉を八の字にして堂上を見上げる。
「ん?・・・寒かったからな」
 首筋に再び口づけながら告げると、郁はその言葉を額面通りに受け取ったようだ。
「すみません、隙間開いていましたか・・・?」
 むろん、現実的な寒さのことではなかったのだが、あえてそれは否定せず堂上はただ諦めろ。そう言って、それ以上何か郁が言葉を続ける前に実力行使に出た。
  
 
 
 
 今度は朝までしっかりと眠るために。
 寒さに凍えないために。
 腕の中にしっかりと愛しい存在を抱きしめながら。
 
 

 
 
 
  

 
 
 
★★★★天華の戯言★★★★
 本来ならば、この話は2012/08/31にUPするネタでございました。
 はい、今年の8月がブルームーンだったんですねぇ。(コレを書いたときはまだ2012年だった)
 でも、それ知ったのが職場からの帰宅途中ですでに20時過ぎ・・・その時にこのネタが浮かんだので、夕飯食べたら書こう!とか思っていたのに、夕飯食べた後に寝オチして気がついたら9月になってました(笑)
 当初はもういいや。また次の機会に・・・・なんて、簡単に考えていたけれど、次っていったら2015年・・・おうのう、三年先じゃないか!ってことで、さっくりとタイミングを合わせての更新は諦めました(笑)
 三年後だなんて図書館戦争のUP続いているか判らないし!(笑)
 ネタもまとまっていたのでなかった事に・・・というには、ネタの在庫が少なくて出来なかった(笑)
 二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)で見ると2013年8月21日みたいですが。
 まぁ、一年もため込んでおおく必要はあるめぇって事で、さっくりとUPでございます(笑)(後二ヶ月だから溜めて置いてもよかったような気もするのだけれど・・・・)
 タイミングを外したネタだったので、夏ではなくて冬というシュチュエーションで。
 真夏なのに、堂上が寒かったからと言って、郁が冷房強すぎでしたか?と見当違いな方向でも良いかなぁとか思ったのだけれど・・・もう、夏はノーサンキューな心境なので、一足先に冬にしてみました。
 うん、うっかり会社で「さて、もう昼だ」と言った主任の一言が「もう冬だ」に聞こえたぐらいに、冬を渇望しているみたいです・・・私(笑)
 思わず「冬はまだですよ」と突っ込みをいれてしまいましたよ。
 もれなく「は?」ってリアクションされましたが・・・うん。するよね・・・普通・・・・
 冬を渇望して、冬の時候ネタを探りたいと思います。
 
 
 厳冬プリーズ!!
 
 
 あ、でも雪はいらない・・・電車が大変なことになるから。
 雪では止まらないけれど、遅延が酷いのよねん・・・ただでさえ、遅延大王路線なんだからさ。本当、いいかげんにしてくれよ・・・・
 
 
 
 ってことを、去年の何月かに書いていた模様(笑)
 そしたらば、見事に去年の冬は雪に降られてたね!時節先取り!?←違う
 
 
 10ヶ月近く前に書いた話ですが、楽しんで頂けたら幸いですv
 
 
 
                 2013/06/20
                 Sincerely yours,Tenca