阿香に散る緋 後書き



 皆様、こんにちは。砂上の楼閣の天華と申します。
 この度は「阿香に散る緋」をお買い上げ下さって誠にありがとうございました。
 紙面の関係上、後書きを前回に続き今回もwebでという形にさせていただきました。
 わざわざ、このページにアクセスしてくださってありがとうございます。




 初っぱなからですが、もう、誤変換の嵐で大変申し訳ありません。
 左目がアトピー性白内障のため、視力が眼鏡を付けていても矯正できなくなっているので、右目に負担がかかり夜になるともう字が霞んでるというか、視界が半端に曇っているというか、靄っているというか、・・・・時々カンでやっているような時もあったり・・・(遠い目)
 
 今更ですが出来る限り誤変換は拾ったんですけれど、その拾ったときのあまりの多さに、涙で我慢がにじむほどでした・・・・
 ずっこけるようなミスをしてないことを祈るばかりだったんですが・・・・ずっこけまくりですね(滂沱)
 気がつくと斎藤と斉藤が入り乱れているような感じですし・・・いや、こればかりはもう自力でどうしようもないので、誤変換等が多く発生してしまうのはご容赦していただけたら幸いです。



 


 
 









 さて、本文の事を少しばかり。
 ここからは本文内容に触れますので本文未読の方はご注意ください。


 
 

















 今回の話は、当初池田屋の下りから始めようとしましたが、そうするとエンドを迎えるまでに時間が1年半ぐらい流れるという状況で、途中で一気に時間を飛ばそうかなーと思って、30ページぐらいその下りを書いたのですが、どうも一年半後に流れがのらなかったので、そのへんはさっくりと割愛してしまいました(笑)
 最後の最後まで迷ったんですよね。
 あったほうがいいか、さっくりカットしてしまっても問題ないか・・・実は今も思い返せば迷ってしまうのですが(笑)
 何度か序章〜一章を書き直して、今回の形に収まりました。


 今回の話は、谷さん頓死を阿片が原因でとしたかったお話です(笑)
 後は、終章でのやりとりを書きたかったんですよ〜(笑)
 この時代に人工呼吸なんて救命方法があるの?とかいうつっこみは無しでお願いしますね!調べてませんけれど、あるとも思えませんし(笑)
 後、けっこう時代劇では普通に阿片が絡む話がやってたりしますけれど、実際には阿片はほとんど裏の世界でも流通してなかったと何かで読んだんだか見たんだか聞きました。幕府も徹底して取り締まったという話ですし、唯一国交があったオランダも、締め出しを食らったら元も子もないからという理由で、阿片を日本へ持ち込もうとはしなかったらしいので、時代劇のようにその辺の怪しい店で・・・・ということはなかったようですね〜
 と、いうことは一般人は下手したら名前すら知らないかもしれないですよね。
 どんなものか、それを扱うとどんな症状が出るのか、そう言ったことも、一般人は知らないんじゃなかったのかなーとか思ったり。でも、モルヒネ的な役割で、御殿医は将軍に使用したことがあるというので、全くの未知の物でもなかったんだろなーとか思いながら、阿片を元に使ってみました(笑)
 それに、薫と是非とも斉藤さんルートで絡めたかった!!
 沖田さんとしか絡まないのが非常にもったいないキャラだと思うんですよね。
 今回は直接絡める事はしませんでしたが、いつかがっつりと薫の怨み節を千鶴と斉藤さんにぶつけて欲しい!!と思うのであります。
 でも、本編では絡めようがないので、ゲームED後に薫が絡んで一騒動的な話もいつか書けたらいいなーとか夢見てたり(笑)最近夢ばかり視ているような気がします。




初といってもいい薄桜鬼の長編でなんか思うとおりに書けず、一人きーきー喚きながら書いた話ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


 次がいつかけるか判りませんが、また次も無事に発行できたらお手に取っていただけたら幸いですv


 ここまで閲覧してくださってありがとうございましたv

 




Sincerely yours,Tenca
2009/09/27