Guilty 後書き



 皆様、こんにちは。砂上の楼閣の天華と申します。
 この度は「Guilty」をお買い上げ下さって誠にありがとうございました。
 紙面の関係上、後書きを前回に続き今回もwebでという形にさせていただきました。
 わざわざ、このページにアクセスしてくださってありがとうございます。




 初っぱなからですが、もう、誤変換の嵐で大変申し訳ありません。
 自分でさっくり読み返しただけでもう、視界が滲みまくって読めなくなってしまいました・・・・ああ、ボケボケ頭の付けはしっかりと出てましたね。けっこうイベント直前までボケボケだったのですが・・・・やっぱり、ボケボケ度は原稿にもしっかり反映・・・救いは仕事に出てないことでしょうか(ため息)
 今更ですが出来る限り誤変換は拾ったんですけれど、その拾ったときのあまりの多さに、涙で我慢がにじむほどでした・・・・
 未だかつて無い、修正の嵐でしたので、実際どの程度拾い漏れが在るのかと思うと、恐ろしい限りです・・・・・
 ずっこけるようなミスをしてないことを祈るばかりだったんですが・・・・ずっこけまくりですね(滂沱)



 


 
 









 さて、本文の事を少しばかり。
 ここからは本文内容に触れますので本文未読の方はご注意ください。


 
 

















 今回の話は、私の中学時代の同級生にあった騒動を元に書いています。
 騒動とは、【交換日記の盗み見】これが実際にあったことでした。
 本文では、やらせ。ですけれど。
 私の学校では本当にやっちゃった子がいました。
 詳細はもちろん違いますが。
 学生時代の件は交換日記の持ち主達が、盗み見しているところを直に目撃しちゃったので、間違いようが無く大荒れ。
 誰だって、自分の日記を関係のない人間に見られたら「なんで人の物を勝手に見るの!?」「何考えているのよっ!」と責め立てるのは当然。まして中学生という多感な時期。そういったこそこそと泥棒みたいなまねをされると、過剰反応してしまうものですし。
 どちらにしろ、人の物を勝手に盗み見るという行動は庇いようがありませんし。
 盗み見した子は弁解したり謝罪したりせず、ふて腐れちゃって開き直ったので(机の上に置いてあったから。と言ったんだよね)、持ち主のグループは怒り狂い・・・・瞬く間に学校内に盗み見た事が知れ渡るという事になりました。
 特に盗み見ちゃった子は、悪目立ちしていた生徒だったので、噂が広がるのも早かったなぁ。
 やってしまったことには同情の余地無く、庇いようもありませんけれど、あの時の噂の回りようは人ごとながら怖いなと思ったのでした。
 私自身その話を聞いたとき「ああ、あの子ならやるね」と思った人間でした。
 うふふふふ・・・私もそこのには痛い目に遭わされているのですよ・・・・ええ、もう、この子なんか信じるか。と思ってしまいました。
 なので、もう10数年経過しますが、未だにあの時の事はよく覚えています。
 





 今回は締め切りまで残り三週間弱という時点で、いきなりこの話が書きたい!と思い立ったので、間に合うかどうか戦々恐々でしたが、なんとか割り増しコース突入でしたが間に合って良かったです(笑)
 日数的には、十分に書ききれるページ数ですけれど、なにせ思い立ってからの時間が短く・・・・今回は綺麗に冒頭から終章まで展開がまとまっていたので、後は己の集中力次第と思い立ち、急遽予定を全て変更しての発行となりました。
 当初は、2003年にサイトに期間限定掲載していた話のリメイクと、薄桜鬼の個人誌を計画していたのですが、この話が書きたかったのでその二つはあっさりとやめて、締め切りまで粘ってみました。
 一番閃いたのは序章の文頭。その次に、終章が書きたくて仕方なかったので、一番最初にその二カ所を書いたという・・・・
 そこにたどり着くために、本文をえっちらおっちら、書き進めてみました。
 途中気温の上下差でアトピーだの偏頭痛だのと戦いつつ、〆切りを若干オーバーしつつ、表紙を唐突に書いたりしつつも、なんとか無事に間に合ってほっと一安心したら、その後まぁちょこまかドジって、ぎゃーっと騒ぐ日々が続いたりしましたが・・・・やっとこさ落いたかなぁと思う次第です。
 表紙も最後の最後で、やっぱり変える!!と思い立ち変更・・・いや、意外と上手く雰囲気でたかな?と満足なのですが(笑)


 次は鶴の恩返しをテーマにした話を書きたいと思っています。
 はい、あの昔話で有名な鶴の恩返し。
 マザーグース同様に日本の童話にも色々な意味が込められていたりするので、子供には聞かせられない(笑)裏の鶴の恩返しをテーマにしようと思っている所存なのであります。
 今度こそ、ばかーんと。叫ぶような事が無いように、通常締め切りない入稿を目指して、頑張って行きたいと思います。


 感想等お聞かせくださると、自作への励みになりますv


 ここまでおつきあい下さってありがとうございました。






Sincerely yours,Tenca
2009/05/04