燃え尽きぬ恋


「大丈夫ですか?」
 何年経っても変わらない童顔の金髪碧眼の神父は、気遣うような視線を真砂子に向ける。真砂子もニッコリと笑顔を浮かべて大丈夫だと言うことを伝える。
 真砂子の言うとおり上手く抑えられているのか、落ち着いてしまえばとくに調子が悪くなると言うことはないようだった。ただ、麻衣は真砂子の周りを漂う気配に怯えているが。それと、なぜか滝川も落ち着かない様子だ。
 よく判らないが、妙に気が滅入って落ち着かないという。
 そんな中、ジョンは一息を付く間もなく準備をし始める。
 鞄の中から銀色の小皿のような燭台をだし、蝋燭を立てて火を付けテーブルの上に二つ置く。その間にもう一皿を置き塩を盛る。慣れた動作で準備を終えるといよいよ除霊に取りかかった。
「天にまします我らの父よ」
 ゆっくりとした口調でジョンは言葉を紡いでいく。
「我らをこころみにあわせず、悪より救いいだし給え。国と力と栄えとは限りなく汝の物なればなり、アーメン」
 十字を切りテーブルの上に置いた水が入っている小瓶を手に取り軽く振る。蓋がされていなかったため中の雫が辺りに飛び散る。
「我は汝に言葉をかける者なり。我はキリストの御名において命ずる、身体のいかなる箇所に身を潜めていようとその姿を現し、汝が占有するからだより逃げ去るべし」
 ジョンの濡れた指先が真砂子の胸元に下ろされ、十字を描く。その時微かに真砂子は抵抗するように身体を震わせたが、特に大きな反応を見せることなく落ち着く。
「我らは霊的な鞭と見えざる責め苦でもって、汝を追い立てる者なり。主によって清められたるこの身体より離れることを、我は汝に求める」
 真砂子の身体が小刻みに震えだし、閉じていた両眼をゆっくりと開いた。
「…っ」
 誰もがその両眼を見た瞬間息を呑む。ジョンですら一瞬異様な光景に飲まれた。
 真砂子の艶やかな黒い双眸は、蛇のような目になっていたからだ。白目が濃い黄色のような濁った色になり、黒い瞳孔が猫のように細長く縦に入っている。人としてあり得ないその目に、麻衣も綾子も悲鳴を上げかけるが、慌てて自分達の手で口を塞いで悲鳴を堪える。
『我の邪魔をするな 我を妨げるな』
 嗄れた声が真砂子から漏れる。ほとんど唇は動いていない。微かに開いた唇からは空気が漏れるような音が聞こえるだけだというのに、嗄れた声が聞こえる。
「父と子と精霊の御名により、聖なる身体は汝に永遠に禁じられ―――」
 ジョンの言葉に反発するように真砂子が立ち上がろうとする。だが、それよりも素早くジョンは最後の文句を告げた。
「聖なる身体は汝に永遠に禁じられたものとすべし!」
 もの凄い恨みがましい視線をジョンに向ける。視線で人が殺せるならその視線で殺せそうな毒々しい禍々しいとも言えるような視線。ジョンはそれにひるむ様子もなく、呼吸を整えると聖書を取って、しおりが挟んであるページを開く。
「始めに言があった。言は神とともにあった。言は神であった。この言は、始めに神と共にあった。万物は言葉によって成った」
 苦しむような声が聞こえるがジョンは止めることなく聖書を読み上げていく。
「成ったもので言によらず成ったものは、何一つなかった。言のうちに命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった」
 ジョンは最後に十字を切り息を付いた。
 真砂子はもがくように何度か口を開くと、彼女の身体を包んでいたものがゆらりと離れ始める。

 『憎しや…我を欺いたあの男を、許せぬ……』

 女の声を麻衣は聴いた気がした。
 切なく苦しげな心の奥底から絞り出すような声。
 その声の裏側には、裏切られても尚忘れきれない愛しさが滲み出ているようなきがする。愛しているからこそ、欺かれたことが許せないのだろうか。
 心臓を鷲掴みにされるかのような、圧迫感に眉をひそめ、その白い靄を凝視する。
 怖い。
 その感じは未だに消えない。
 その靄を見るだけで心の底からぞっとするような恐怖が沸き起こる。
 それでも、その憎しみの源が愛しさ故と思うと、切なく悲しい。
 白い靄はやがて真砂子から離れると同時にかき消える。空気に溶け込むように消えた瞬間、真砂子はその場に座り込んでしまう。それと同時に胸を圧迫するような哀しみも切なさも、恐怖もかき消える。
「原さん、大丈夫でおますか?」
 ジョンがしゃがみ込んでしまった真砂子の様子をうかがうように声をかける。
 疲労しているのかすぐに顔を上げなかった真砂子だが、ゆっくりと顔を上げる。その両眼は既にいつもどおりであり、あの蛇のような異様な目はしていなかった。
「ええ…あたくしは、大丈夫ですわ」
「ジョン、浄霊はうまくいったのか?」
 滝川がジョンに問いかけるが、ジョンは首を左右に振る。
「原さんからは、上手く隔離は出来ましたが、おそらく本体に戻っただけやと思います」
 手応えを感じなかったわけではないのだが、おそらくあれは霊のほんの一部ではないだろうかというのが、ジョンの答えだった。
 除霊のさいの反応が顕著に出ていた割には、その力は弱かったことだ。いくら、この場所が結界に囲まれ霊にとって都合の悪い場所だとしても、必死で抵抗してあれだけですむはずがない。それは、ナルや滝川達の意見も同様だった。
 何より、真砂子の足からはまだ鱗のような痣が消えていない。
 ほんの少し前まで憑かれていたのだから、消えるまでにしばらく時間が経つのかもしれないが、万が一まだ繋がりが切れていないのなら、また、真砂子に憑依する可能性もあるのだ。
「根本から狩らないと駄目じゃないのか?」
 滝川の言葉に誰も否とは言わない。
 タイミング良く皆の都合が付き、明日撮影場所へと向かうことが決まった。真砂子は万が一のことを考え、ジョンから聖別された十字架を貰い、滝川から護符を貰う。
 皆が準備をするべく早々に引き上げるが、安原は寺の言われ特に鐘に関しての調査を始め、リンは機材のメンテナンスを始めた。
 とりあえずすることのない麻衣は先ほどの仕事の続きを始めるが、どうもあの霊のことが気になって集中しきれなかった。










「やっぱり…私、ここ怖いかも」
 麻衣はバンを下りるなり開口一番ポツリと呟く。山に囲まれた地であって東京より寒さが厳しい。すでに、暖かいダウンを羽織っているのだが、それでも寒気は消えない。それは、寺を麓から見上げたときから感じた物で、寺に近づけば近づくほどそれは強くなっていく。
「俺も…何か、おちつかねーっていうか、いやな感じがするな」
 霊感がほとんどない滝川までが珍しいことに口にするが、リンやナル、ジョン達は特に何も感じない。綾子もあまり気にならないらしく、ただ古いだの陰気だの文句を言うぐらいだ。
 さすがに真砂子は何か感じるのか、表情を強ばらせている。
「こちらに、鐘がありましたの」
 真砂子に案内されるがままに、一行は寺の奥へと足を進める。安原だけは情報収集のためにこの場にはいなかった。
 人気の皆無な境内の奥に、鐘はあった。
 麻衣が夢で見たときと同じように釣り鐘であるはずのそれは、石畳の上に鎮座している。寺と同じように古い黒光りする木材の柱、茅葺きの屋根。黒ずんだ石畳にはびっしりと苔が生え、湿った空気が漂っているせいもあるのか、陰鬱とした場所だった。
「元々の模様か?」
 鐘をリンとともに調べていたナルは、変な痕を見つけて首を傾げる。青銅色の鐘に巻き付くように20センチ幅の何かが巻き付いたような痕が付いている。よほどの圧力で巻き付いたのか、その部分がへこんでいるのだ。
 初めから鐘についている模様かとも思ったのだが、鐘は歪な形に歪んでおり、さらに真砂子はこの前まで鐘にこんな痕はなかったと告げる。
「まるでアナコンダとかが巻き付いたような感じだな」
 アナコンダとは大蛇の一種で、映画でも取り扱われたことがある蛇だ。人間ですら飲み込めるほど大きく、太い蛇で、麻衣達女性陣は滝川の言葉に思わず身体を震わせる。古今東西蛇が平気な女性は少ない。普通の青大将ですら気持ち悪いのに、自分達すら飲み込めるほどの大きさの蛇となると言語道断だ。そんなもの見たいわけがない。
 滝川自身も言っていて気が滅入るのか、先ほどから何度も両手で身体をさすっている。
「何?ぼーさん、寒いの?」
 麻衣は、ホットコーヒーでも淹れようか?と尋ねる。
「寒いっつーか、何て言えばいいのか…寒気がするって言うか…そうだな、ホットコーヒー貰うかな。さすがにアイスを貰う気にはなれんわ」
「了解、皆も暖かい物飲む?」
 麻衣の問いかけに皆無言で頷き返す。それを見た麻衣はイソイソと小走りにその場所から離れて、寺の中へと戻っていく。
 今回の宿泊場所兼ベースは、寺の中に一室借りることになっていた。
 いったいどう言う理由で話を付けたのか知らないが、今回鐘を調査するに当たって、寺に宿を借りられるように話を付けてある。もちろんそう言うことは安原がいってに引き受けて取り付けたことだ。
 寺の台所を借りると、お湯をさっそく渡す。
 薄暗い室内。電気をつけているというのにそれでも薄暗く感じてしまうのは、古い寺という雰囲気に飲まれているからだろうか?
「ご飯は、いろりを囲んで皆で食べるのか…美味しそうだなぁ〜。
 炭火って美味しいって言うし。でも、調査中だからお肉とかお魚が食べれないのが残念だなぁ〜」
 気を紛らわせるかのように独り言を呟いていたのだが、天井高く広い台所である。思っていたよりも声が反響してしまい、余計に気が滅入ってしまう結果になってしまった。
「準備できたか?」
 ナルの指示に従ってカメラなどを運んでいるはずの滝川が、ひょっこりと顔を覗かせる。人数が多くて一人で運ぶのが大変だろうと思うと、安原や真砂子達が手伝いに来てくれたりするが、力仕事をしているときに滝川が抜け出してくるのは珍しい。
「もう出来るけれど、ぼーさん?どうしたの?」
 トレイにカップを置きながら問いかけると、滝川はポリポリと頭をかきながら、トレイに手を伸ばすと、麻衣の変わりにそれを持つ。
「何だかなぁ、あんまりあの鐘の近くにいたくないんだよ。俺」
「ぼーさんが?」
 失礼だとは思うのだが麻衣はその鳶色の大きな双眸を、さらに大きくしてぱちくりと瞬きを繰り返して、まじまじと滝川を見上げてしまう。滝川からそのての言葉を聞くことは珍しいのだ。昔は滝川にも霊感はかなり強くあったらしく、それこそ霊視も簡単にできていたようなのだが、以前に除霊のさい頭を強く打ってしまったときに、霊を視ることは出来なくなってしまったという。よほど強い力を持った霊なら滝川にも見えると言っていたが、基本的に見えないと同じなのだ。「ぼーさんが、感じるぐらい何だから強いのかな?」
「そうともかぎらねーんだよ。
 綾子やジョン、リンなんかは特に何も感じないって言っているんだよな」
 霊を感知する力に関しては、滝川よりもリンの方が強い。綾子は巫女としての能力は一流だが、精霊の宿る樹がない限り役に立たないという偏った物で、あまり当てにはならない。ジョンはまた系統的に違うから、はかりにはならない。
「真砂子は?」
「潜んでいる感じだっていっていたな。
 サーモグラフィーで見た限りだと、やはり鐘の周りが周囲より五度ほど低い。麻衣はどんな感じがするんだ?」
「よく判らないんだよね…たださ、すごく嫌な感じがするの。
 怖いって言うか…身の毛が総立つ感じ」
 二人揃っての曖昧な言葉に、同時に首を傾げるが、いつまでもこんな所で無駄話をしていると、仕事の鬼から雷が落ちてくるからと急いでベースへと向かう。






 ずる…ずる…ずる……

 何か重い物を引きずるような音が聞こえる。

 ずる…ずる…ずる……

 ゆっくりとした速度でそれは動いているようだ。
 何を引きずっているんだろう?
 すごく、重たげな音が外を移動している。
 黒く長い影が砂利の上を移動する。
 何?
 波打ちながら移動する黒い影。
 生臭い臭気が鼻を突く。
 寺を囲むように移動する。何周ぐらいしているのだろう。時々中をうかがうように窓から室内を覗いているようだ。やがて、諦めたのかそれは去っていく。




 麻衣はハッと目が覚める。
 最初に視界に入ったのは、見慣れない天井。自分のアパートの天井でもなければ、ナルのマンションの天井でもない。一瞬自分がどこにいるのか判らなかったが、ここが調査先の寺だと言うことを思い出すと、漸く息を吐く。
 室内はかなり暗い。時計を見るとまだ五時を過ぎた頃だ。夜明けを迎えるのもまだ先のことだ。辺りに視線を回せば綾子や真砂子は静か寝息を立てながら眠っている。
 麻衣は彼女達を起こさないようにパジャマの上に上着を羽織ると、水を飲みに台所へと向かう。シンとした冷たい空気は一気に体温を奪うほど冷たい。柱同様に黒光りする床板は、氷のように冷たく素足には少し辛かった。
 寝静まっていると思いきや、既に尼僧達が朝のお勤めをしている。
 すれ違う尼僧達と小声で挨拶を交わし、台所を借りることを断る。
 そう言えば、ここって尼僧院なのかな?
 尼僧しかいない寺に麻衣は小首を傾げる。
 男の人が一人もいないのだ。尼僧院なら当然かもしれないが、ここがそうなのかは麻衣には判らない。
 水を飲もうと思ったのだが、すっかりと冷え切ってしまっているために、麻衣はお湯を沸かして紅茶を淹れて漸く一息を付く。
 夢を、見たような気がする。
 どんな夢か、ハッキリとしないけれど。夢を見た。
 何か重い物を引きずるような音が絶えず聞こえてきて、黒い影が時折寺の中を様子見るような感じに動いていたようなきがする。
 ナルに言うべきか、どうしようか迷っていた麻衣だが、気になることがあったら何でも言うようにと言っていたことを思いだして、夜が明けたらナル達に報告しよう。
 カップを洗ってもう一眠りしようと、部屋に戻る途中で尼僧達が外で何か小声で話しているのが聞こえる。雑談かとも思ったが何だか様子がおかしい。上着を引っかけてまだ寒い外に出ると何かを指さしながら話している。
「どうしたんですか?」
 麻衣が声をかけると驚いたのか、小さな声を上げるが麻衣だと気が付くと息を付く。
「起こしてしまいましたか?」
「いえ、ちょっと前に目が覚めちゃったので。何かあったんですか?」
「たいしたことじゃないとは思うんですけれどね、何か寺を囲むように引きずった痕があって気味が悪いわねって話していたんですよ」
 中年の尼僧が指さした場所には、何か引きずったようなものがグルリと寺を囲むように続いている。その幅はだいたい二十センチぐらいで、あの鐘にとぐろを巻いていた痕と同じぐらいの太さに見える。正確なところは測定してみないと判らないが、おそらく同じだろう……
 寺を囲むようにして引きずられた痕。
 黒く波打つ影…
 あれは夢じゃない?
「あ、あのすみません、この痕このままにしておいて貰えますか?」
 気のせいじゃないと思い、箒を持った彼女達に消されないように麻衣は頼み込む。尼僧達は困ったように顔を見合わせるが、お願いしますッといってぺこりと頭を下げられると無碍にも出来ず、残しておくことを了承してくれたのだった。
 麻衣はそのまま急いで、ナルの部屋へと向かう。
 眠っていたのだろうが、麻衣が小声で呼びかけるとすぐに目が覚めたのだろう。スッと音もなくふすまが開かれてナルが姿を現す。
「どうした」
「ちょっと来て」
 麻衣はナルの腕を掴むとそのまま外へと引っ張っていく。
 その痕を目の前にしながら、麻衣は夢で見たことをナルに告げる。
「この痕がどこまで続いているか見る?」
 しばらく考え込んでいたナルだが、軽く首を振る。
「いや、今はまだ夜明け前で危険だ。調べるのは夜が明けてからの方がいいだろう」
 という言葉と同時に麻衣はくしゅんっと小さなくしゃみをする。
「そんな薄着で外へ出るからだ。
 さっさと布団へ戻って、もう少し寝ていろ。
 ついでにもう少し正確な情報でも収集してこい」
 心配するならそれだけでいいのに、一言を忘れない上司様だ。
 麻衣ははぁ〜いと気がないような返事を返すと、ナルと共に寺の中へと戻っていく。





 末は連理の枝と呼ばれる夫婦になりたかったのに……
 
 この身が滅びようとも、姿を変えようとも、この憎しみだけはつきぬ……

 お前が憎い…憎い…憎い!!

 妾を謀ったお前を許せぬ!!






 鋭い恨みのような声を聴いた様なきがして、滝川は目を覚ます。
 既に朝日が昇り始め、辺りが朝靄に漂い始めた頃だった。
 じっとりとかいた汗が肌にパジャマをまとわりつかせ非常に気持ち悪い。
 気が滅入っているのを吹き飛ばすかのように、マルボロのタバコを取り出し窓を開け火を付ける。ゆっくりと吸い込み紫煙を吐き出す。
 ゆらゆらと風に揺られながら紫煙は大気に薄れ消えていく。
 ざっ、ざっ、ざっ、庭の枯れ葉を掃き集める音が聞こえる。その枯れ葉で焼き芋なんぞやったら麻衣が喜ぶだろうなぁ〜と思いつつ、ふと気になるのはここに尼僧達しかいないということだ。
「こんなところに尼僧院ってあったけかなぁ〜?」
 紫煙とともに呟かれた言葉に応える声はない。


☆☆☆ 天華の戯言 ☆☆☆
 今回の話は比較的に速いペースで進んでいる?のかな・・・しかし、その割りにはこのまま後六話続くんだけどさ(笑)
 今回の話は、とにかく蛇が出てきます。ええ・・・蛇ですとも。背景は蝶だけど。ちなみに、私はほ乳類以外だいっきらい。ほ乳類でも齧歯類は嫌い。ネズミのしっぽなんてミミズみたいで見るだけでもおぞましい。
 ちなみに、ゴ○が出たときの避難場所は、狭いトイレ(笑)そこで、出たらどうするというつっこみはしないように。
 話に関係ないことばっか(笑)。今はまだふれられる時点じゃないしぃ・・・とにかく、こんな感じで(どんなかんじでしょう?)進んでいきますです。

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