空を厚く覆う灰色の雲からは、白い綿が舞い落ちていた。この世の全てを白く塗り替えようとするかのように、ヒラヒラと舞い降りてくる雪。音も色も何もかも呑み込もうとする。
 人の温もりさえも。
 紅く染まっていた身体が温もりを無くし、白く冷たく変わってゆく。
 舞い降りる雪の如く。
 優しい光に満ちあふれていた双眸からは、光も色も失い虚ろな眼差しで、光を通さないようなほど厚い雲を見上げている。唇の端に浮かんだのは僅かな笑み。それは、遠い昔に失ってしまった人に逢える喜びからだろうからか。
 今にもゆっくりと閉じようとしている双眸の端に浮かぶのは涙。たった一人残してしまう愛しい者のことを思っての涙か。
 人の喧噪も、街ならあるべき音も何も聞こえない。
 意識が薄れゆくからか、雪にかき消されたからなのか、彼女にはもう判断できない。
 ただ、心残りなのはたった一人残される彼女のこと……どうか、どうか、あの子だけは幸せになりますように…
 薄れゆく意識の中、何かに彼女は祈った。




 愛しき娘が幸せになれることを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・











罪の苛み








 ただ、呆然と見下ろしていた。
 二度と開かれることのない瞼。名前を呼んでくれない閉ざされたままの唇。白い、降り積もり続ける雪のように白い顔。温もりを失い、冷たく硬くなっていく躯。すべてが、真白の布に覆われ、隠されていく。あたかも、雪が大地をその色に染めるが如く。
 わななく唇から漏れるのは、意味を成さない嗚咽だけ。
 涙が溢れ、視界が曇る。
 冷たい躯(むくろ)となってしまった、誰よりも大切な人。
 
 『人を、憎むことだけは…しないで』

 その言葉が、深く、深く突き刺さる。
 何よりも、鋭い刃となって心に突き刺さる。














「―――――――っ」
 麻衣はガバリッと勢い良く上体を起こす。白い顔は僅かに青ざめ、額にはうっすらと汗が浮かび目尻にも透明の雫が浮かんでいる。まるでたった今全力疾走したかのように、肩で荒く呼吸を繰り返していた。
 小刻みに震える身体。見開いていながら何も映していない鳶色の双眸は、瞬く間に涙に潤み冷たい雫が頬を流れ伝う。それでも、けして彼女は声を出そうとはせず、唇をぎゅっと強くかみ締めて押し殺してしまう。
 まるで、一言でも声を漏らしてしまったら何かが壊れてしまうかのように。ただ、身体を震わせて声なく涙を零し続ける。
 震える身体を外敵から守るように縮こめ両腕で抱きしめるが、それでも震えは止まらない。
「麻衣?」
 パチン――と、フロアライトがもう一人の存在によってつけられる。けして強い光ではないが、暗闇に慣れている目を射抜く。隣で眠りについていたナルだが、気配に聡いナルが幾ら慣れ親しんでいる麻衣の隣で眠っていたからと言って、飛び起きられてまで眠り続けているわけがない。
「麻衣」
 何の反応も返してこない彼女をナルは呼びかける。まるで、負傷した野生の獣のように身体をすくめ、周囲を警戒しているようにも思える麻衣。いつもの彼女らしくない様子にナルは僅かに眉をひそめる。
 様子がおかしい…それは今だけではなく、今日の昼間から…正確に言えば、昼に来た依頼人が来てから様子がおかしい。
 別段特筆することがないような依頼人。
 年は三十代前半になろうかという男だった。半年前新築した家に怪異が起こるという。それは、一見したところ興味を覚えない事例であり、断ろうと思ったのだが運悪くたまたままどかが遊びに来ていたため、選り好みするなというお達しの元今回の依頼を受けることになった。当のまどかは夜の便でイギリスに帰ってしまい、今は日本にいないが。
 麻衣の様子がおかしくなり始めたのは、依頼人が姿を見せたときからだ。だが、この時はまだ首を傾げるような程度であり、何かを必死に思い出そうとしている程度。何かの知り合いか誰かに似ているのか、とその様子を見て思ったぐらいだ。だが、麻衣の様子が変化したのは男が名前を名乗った直後である。
 明らかに身体が硬直し、差し出しかけていたカップを派手に落とした。甲高い音を立てて割れたカップをしばらく呆然としてみていたが、ナルの呆れたような溜息に麻衣は我に帰り、慌てて謝罪し片づけようとしていたが、かなり動揺していたのだろう。砕けた欠片で右手を深く切り安原に病院に連れていかれたぐらいである。
 いったい何があるのか。
 戻ってきた麻衣に聞こうとしたが、いつもはあわただしいぐらいに表情がコロコロ変わるというのに、酷く思い詰めた眼差しで、こちらの質問には一切何も答えず、言葉を忘れてしまったかのように一言も口を利かない。どこか、危なっかしい雰囲気に安原すら言葉をかけることを躊躇った。と後で言っていた。
 その日はアパートの方へ帰ると言い張っていた麻衣を、ナルは無理矢理マンションの方へ連れてき、落ち着くのを待ってみたが結局は麻衣は神経を張りつめすぎて、精神が疲れたのか眠りについてしまった。もちろんその間何一つ言葉を紡ぐことはなかった。
 と思ったら、悲鳴を微かに上げながら飛び起きている。
 いったい何を一人抱え込んでいるのか。
「麻衣?」
 再度名を呼ぶと麻衣の身体がビクリと震える。
「―――ごめん、起こしちゃった?」
 ゆっくりとこちらを振り返る。いつもどおりを作ろうとしているのだろう。無理に笑っているのが一目で分かるような、痛々しい笑みを浮かべながら振り返った。だが、何をそんなに無理をしてまで笑う必要があるというのだろうか。ナルは深く溜息をつくと麻衣に向けて腕を差し伸べる。
「おいで」
 ナルは何も聞かず一言だけを口にする。
 普段のナルならけして言わないような単語。麻衣自身ぱちくりと瞬きをして差し向けられた腕とナルの顔を交互に見ている。
 いつもと同じ何の表情も浮かんではいない。
 何を考えているのか全く判らない無表情。凪いだ湖面のように静かな闇色の双眸。何を問うわけでもなく静かに向けられている眼差し。
 誰よりも聡いナルでなくても、明らかに今の自分がおかしいことには気が付いているはず。その自覚は麻衣にもある。何があった。聞きたいに違いない。だが、ナルはそれを言わずただ、腕を差し伸べてくれる。
 それが、今の麻衣には何よりも嬉しかった。
 漸く、僅かにだが頬に赤みが戻り微かな笑みを浮かべ、緩慢な動きだがゆっくりとナルに近づく。まだ、どこか怯えているような、距離を感じさせるほどに。まるで、つきあい始めた頃どこまでナルに近づいて良い物か、把握しきれずと惑っていた頃のように。だが、その頃とは違い明らかに触れることを怯えるような、躊躇うような表情に仕草。それをナルはグイッと引き寄せると小柄な身体を腕に抱き込み、そのまま再びベッドに横になった。
 スプリングが微かなきしみを上げ、二人の身体を受け止める。
「――ナル?」
 麻衣はナルの胸におし当てられるかのように、深く抱き込まれ戸惑いの声を上げる。上目遣いにナルの顔を見上げれば、彼は再び瞼を下ろし長い睫が白い肌に影を作っていた。
「今日から、調査だ。寝れるときに寝ていろ」
 『調査』ナルがその単語を口にしたとき、麻衣は身体を震わせたがナルは気が付かないフリをする。それでも、身体に回した腕をさらに強く抱きしめる。
 硬直していた麻衣だが、耳朶を直接くすぐるような優しい鼓動に耳を傾けている内に、身体から自然と力が抜けてゆく。
 包み込んでくれる温もりに眠気が誘われ、瞼をゆっくりと下ろした。
 意識が眠りの世界に落ちる前に、依頼人の名前を思い出す。

  ――各務 貴次

 忘れたくても、忘れられない名前。














 翌日、SPRのメンバー達は依頼人の家へと向かった。
 依頼人は不動産を営む各務貴次。半年ほど前に神奈川県の川崎市に家を建てたばかりだという。だが、その家に引っ越してきた翌日から怪異としか思えない現象が起き始めたというのだ。
 元々、各務の不動産は川崎市や横浜市と言った神奈川県内に多く、今まで東京の板橋区の方に住んでいたのだが、通勤にやや時間がかかるため川崎市内に引っ越すことに決まり、持っていた土地に家を建てたというのだ。この土地そのものが各務家の物であり、過去この地で自殺や殺人事件、もしくは事故などと言った形で人が死んだ事ははなかったと、本人は言う。
 だが、この家に来てから常に家に誰かの気配を感じると訴える。
 家族は各務本人を抜かすと、彼の妻である美智子しかいないというのに、もう一人誰かがいるという。それを証明するかのようにドアの開閉音から、誰かの足音。その時二人が同じ部屋にいたという、もちろん他に誰かが居たわけでもなく、足音が聞こえるはずがない状況でだ。
 それ以外にも締めていたはずの蛇口が開いていたり、物の位置が動いていたり…などなど、ポルターガイストと思われるような現象、他に電気器具の調子がおかしくなると言ったコトから、美智子は人の姿を見たなど訴えているという。
 人的な物か、それとも自然が起こしたことか、もしくは霊的な物か。その判断を付けて欲しいと訴えてきてきた各務の依頼を受け、麻衣達は川崎へと向かった。
 渋谷からのコースで一般的な物は、国道246号線を使うか、首都高三号線を使って東名高速道路に出るか、第三京浜を使うかが手っ取り早い。やはり都内は混んでいたが一度東京から外れると、さほど渋滞にも遭わずバンはスムーズに進み一時間もかからず、川崎の閑静な住宅街へとたどり着いた。
 バンを下り、各務とその妻である美智子に挨拶すると、さっそく準備に取りかかる。麻衣は軽く頭を下げただけで特に口を開くこともなく、黙々と機材を用意されている部屋へと運んでいく。
 いつもは、不安に怯える依頼人達を元気づけるために、麻衣はことさら明るく振る舞い自分の元気を分け与えるかのように、暖かな笑顔を浮かべるのだが、この時の麻衣は表情を硬直させ、彼らを見ようとはせず始終俯き加減だった。
 無表情なのはリンもナルも同じなので、その事に文句を言えるはずもなく、仕事を黙々としている麻衣をただ、背後から見るしかできない。
 安原としてはまるで通夜だか葬式か何かなのかと言いたくなるような雰囲気に、滝川辺りを呼んだ方がいいのではないかなぁ〜?とぼんやりと思う。彼がいればこのくらい雰囲気も少しはましになるだろう。お元気印の麻衣が暗くなってしまうと、本当にこのメンバーだけでは暗いんだなぁ・・・としみじみ思った。
 それだけではなく、安原もリンも麻衣の様子がおかしいことは分かっていたからだ。ということもあるが。
 先日硝子で切った掌は、五針ほど縫っている。もちろん、そのような手で機材など運べるはずがないと言うのに、麻衣は他の仕事を頼まれることから逃げるかのように、機材を運ぼうとしていた。
「麻衣、機材はいい。家の温度と湿度、斜度を測ってこい」
 ナルは有無を許さない口調で麻衣に、ボードと温度計やらを手渡すとさっさと家の中に入っていく。しばらく、その場に立っていた麻衣だが何も言うこともなくそれらをもって、家の周りから各部屋の斜度や湿度温度などを測りボードの記入していく。
「所長さん、あのお嬢さん…何てお名前?」
 機材の準備はリンと安原に任せ、各務と美智子から再び詳しく話を聞いていたナルは、美智子の問いに「谷山です」と完結に応えた。
「谷山―――?何さんかしら?」
 めずらしく名前を気にする人だ。そう思ってもナルは顔に出さないが。
「谷山麻衣ですが?」
「麻衣ちゃんというの? 可愛らしいお名前。どこかで、彼女と逢ったような気がしたものですから…名前を聞けば思い出せるような気がしたんだけれど。やっぱり思い出せないわ。
 ごめんなさい。私の勘違いだったようだわ」
 クスクスと笑みを零しながら、美智子は告げる。
 ナルは彼女には判らない程度に眉をひそめる。
 麻衣も彼らのことを知っている素振りを見せていた。安原が依頼人が帰った後で知り合いかどうか尋ねたとき、麻衣は否定していたがあの様子は明らかに知り合いのようだった。だが、依頼人である各務は麻衣を見て何の反応も示さなかったところを見ると、麻衣の一方的な物か。
 だが、各務の妻である美智子はまた別の反応を返してきた。
 麻衣のように明らかな反応ではない。知人に似ているのか、見覚えがあるような無いようなその程度の反応だ。だが、ナルから見れば無視は出来ない。今まで面識の無かったような人間が同時に反応しているのだ。偶然という言葉では片づけられないはずだ。
「何ヶ月目ですか?」
 ナルはチラリと視線を大きく膨らんでいる腹部に向けながら問いかける。必要ないことかもしれないが、臨月間近になっていれば、急なショックで早産や破水などおこりかねない。もしも、この件が人工的な物ではなく、心霊的なことが原因なれば、調査中彼女だけでも別の場所に移動して貰った方がいいことになるからだ。
 もちろん、臨月間近だけではなく出来れば彼女は、ここから離れていた方がいいのだが。
「8ヶ月目に入ります。
 私、六年前に初めての子を流しているので…漸く一人目なんです」
 昔を思い出してしんみりとしているのか、どこか遠くを見るような視線だ。
「それはお気の毒に」
 ちっとも感情のこもっていない声では、本当に気の毒と思っているのか怪しいところだが。
「原因は?」
 ナルの無遠慮な質問に美智子は軽く目を見開く。だが、何か紙にメモを取りながらの質問だから、調査に執拗なことなのか…と思うと重たげに口を開く。
「事故にあったショックで。まだ、三ヶ月に入ったばかりでしたので、ちょっとしたショックでも流れてしまったんです」
 ナルは手を動かしながら、彼女の言葉をメモっていく。
 その時のことを思い出しているのか、美智子の顔色は悪い。
 妊婦に負担はかけるのは得策ではない。これ以上のことは各務自身に聞けばいいだろう。そう思ったとき、ナルを呼ぶ麻衣の声が用意されている応接間にまで届く。どこか切羽詰まった声にナルは腰を上げると、急ぎ足で声のする方と思わしき方へ足を向ける。
 台所の温度などを測っていたのだろう。麻衣はデジタル温度計を片手に一点を凝視していた。食器が納められている戸棚である。その戸棚が風もないのにパタン…パタン…と開いたり閉まったりしている。
 それもやがて動きが緩慢な物になり……全く反応しなくなっていた。
「温度は?」
 何事もなかったようなナルの声に、麻衣は温度計に視線を落とす。温度計そのものには変化はなかったが、戸棚に触れてみると暖かいと感じるほどの熱を持っていた。それはポルターガイストには特徴的な現象のため、特別不思議な点はないのだが、室内の気温が下がらなかったという点に目がいく。
 ナルは、ここにもカメラを設置するべく機材を取りに、身を翻してしまった。その場に残された麻衣は、残りの斜度などを測っておく。
「あ、あの…これは、やはり幽霊の仕業なんでしょうか?」
 怖々と言った感じで出入り口から顔だけを覗かせ、美智子が問いかけてくる。麻衣はチラリ…と視線を向けるが、すぐに反らしたまま硬い声で口を開く。
「一概には、そうとも限らないです。
 地下に水脈などが走っていたりして、水がかれていたりすると空洞が出来ます。それによって地盤が弛んで、お家そのものが歪んでポルターガイストに似たような現象が起きることもありますし、お家の作りつけが歪んでいて起きる場合もあります」
 人との関わり合いを拒絶するかのような硬い声に、美智子は僅かにひるむがそれでも、己の内に巣くう恐怖の方が勝ったのだろう。矢継ぎ早に疑問を口にする。
「でも、心霊現象じゃないとも言いきれないんでしょう? 今起きているこの判らないことが、心霊現象だったら――」
「科学的調査を全て行った上で判断しますから、一概に心霊的な物が原因だとは判断できません。それらは、これからの調査次第で所長が判断します」
 美智子が言いかけているのを麻衣は問答無用に、遮ってしまう。普段の麻衣なら考えられない行動だ。不安に思っているのを判っていて、このような態度に彼女はけしてでない。やんわりと、優しい声で不安をぬぐい去るように、ポルターガイスト、日本語に直せば騒霊現象についての説明をするはずだ。
 美智子はまだ不安がぬぐい去りきれない目で麻衣を見るが、麻衣はそれ以降口を開くこともなく、他の部屋の温度やらを測りに出ていってしまう。



「安原さん」
 それらを廊下で聞いていたナルは、背後に立っている安原に呼びかける。
「この土地の過去、および各務家が経営する不動産など、関係することを調べればよろしいでしょうか?」
 呼びかけだけでニッコリと判断した、安原にナルは無表情で頷き返す。
「滝川さんか、松崎さんでもお呼びしましょうか?」
 麻衣の様子が変なことは、明らかだ。お目付役として彼らなら適任だろう。
「お願いします。
 それから、調べることに麻衣が絡むかどうかも。どうやら、麻衣はこの家のことを明らかに知っている素振りを見せるが、必死になって隠しています。各務氏は麻衣のことを知っている様子はなかったが、美智子夫人は麻衣を見て反応した。何か、関わり合いがあるかもしれません」
「判りました。それでは、僕は今からでも調査しに行こうと思いますが、大丈夫ですか?」
 安原が抜けてしまえば、機材設置をするのはナルとリンになってしまう。二人では大丈夫だろうか?
「それほど、機材は多くありませんし、半分は設置済みですから」
 ナルの返事を聞くと安原は二つ返事を返し、彼らに関係する過去を調べに各務家を後にしたのだった。









 裏庭の温度をボードに書き込みながら、麻衣はひたすらに自分に言い続ける。
 依頼人…守らなければ、いけない人達…
 先ほどのような態度は誉められた物ではない。誰に言われなくても自分が一番よく判る。
 それでも…それでも……
 沸き上がってくる感情。
 馴染みの深く、そして、浅い物。
 一番押し殺さなければいけないモノ。

「ふぇ……」

 唇を噛みしめ度、思わず声が漏れてしまう。
 判っていても、出来ない。
 その場にしゃがみ込んで顔を隠す。
 
 今になって…どうして――――












☆☆☆ 天華の戯言 ☆☆☆
 今回のコンセプト、らしくない麻衣(笑)
 と言うわけで、初っぱなから麻衣はらしくないです。何せ一度も笑ってないし、依頼人に対する行動なんて、最もらしくないしぃ〜〜〜〜しかし、この時点で麻衣がなぜ、こんな行動に出たのか、判る人には既に判るでしょう。聡い人はすぐに気が付くだろうけれど、気が付かれてしまうと、私の書き方もまだまだだなぁ〜と言う現れになってしまう。しかし・・・・読み返してみて、一言、ばればれジャン(爆)
 麻衣らしくない話だけれど、ある意味人間なら当たり前だろう。という話にもっていけたら…なぁ〜と言う希望的願望が含まれていたりして(笑)
 出来れば、今までのパターンとはちょっと変えたいけれど…変えられるかなぁ〜。どうかなぁ〜。まだ、先が見えない天華です。
 長編にはならないけれど。

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