第八話







 麻衣は1人旅館の周りをぷらぷらとしていた。特別する事がなくて暇なのだ。綾子とジョンは何でもナルに頼まれて、何かを調べに警察だか元刑事だかのもとへ出掛けていていない。ナルは相も変わらず読書に勤しんでいる。能力が暴走しないように訓練をすると入っていたが、今すぐするという様子もなく、一人手持ち無沙汰である。外に出てもいいなら散歩と行きたいのだが、それは事前に釘をさされている上に、万が一のことを考えると怖くて一人では出歩きたくない。
 ナルのことは信用しているが、昨夜のことを考えるとやはり不安は消えない。
 する事もこれと言って見つからず部屋でぼぉっとしていたのだが、麻衣は昨日お風呂に入れなかったため、1人のんびりと温泉に浸かっていたのだが、火照った体を冷やすために、旅館の庭を散歩しているわけだ。それ以外する事が他にないのだ。初め麻衣が外へ出ることを渋っていたナルも、麻衣の駄々に手を焼き庭で妥協したのだ。
 ふらふらと旅館の敷地内から出るなっと釘をさされているため、外へ散歩しにはいけない。今一つ怖くていけないというのも正直なところだが。
 つまらないなぁ〜〜〜と思いながら視線を外に向けると、1人の男が必死の形相で旅館の前を横切っていった。
 その先には河原があるだけで何もないというのに。
 いや、あの先には他にあれがある。
 鬱蒼と木々が生い茂っている森が。
 森のことを思い出した麻衣は、ぶるり…と体を震わす。
 全てがあの森から始まっている。ような気がしてならない。確信も自身もないが、あの森のことが頭からこびりついて離れない。
 思い出すのは切ないか細い声。
 すすり泣くような声があの森の中から聞こえてきた。その泣き声がすごく気になって、森の中に入ってみるとそこは一面真っ赤な曼珠沙華の花畑で、月下美人の華のような濃厚な香りが満ちあふれていた。あの花にそれほどの芳香があるのかどうかは知らない。ただ、噎せ返るほどの強い匂いが辺りに漂っていた。全てをその匂いでよって覆い隠してしまうかのように、そして、その花の色で染め変えてしまうかのように一面真っ赤で・・・・・・・
 そこで、意識が途絶えているのだ。
 夢を見たことは覚えている。
 すごく悲しい夢だ。
 思い出すだけでも胸が切なくなってくる。ぎゅぅっと締め付けられるような悲しさが溢れてくる。永遠になくしたくない者を亡くしてしまった悲しさ。どうしても取り戻したいのにできない悔しさ。目の前で失われていくことを止められない、空虚さと耐え難い喪失感。
 何でもいい…助けて欲しい。
 切実な祈りだ。
 どんな者にもすがりたい祈り。
 助けて。誰でもいいから、返して。彼女を。
 どんな魔法使いだってできない願いだと言うことは知っている。
 だけど、彼は願った。
 何に願ったのだろう――?
「麻衣」
 思案していると背後から名前を呼ばれ、麻衣は見て判るほど体を震わせ背後を見る。見なくても判っていたがそこには予想通りナルがいた。その姿を見てゆっくりと息を吐いて力を抜く。
「何を泣いている」
「え?」
 麻衣が呆然としているとナルの整った指が伸びてきて、麻衣の頬に優しく触れ溢れこぼれていた涙を拭った。
 麻衣は慌てて両手で涙を拭う。
 いつの間にか泣いていたようだ。真っ赤になってナルから顔を背ける。思い出している内庭が見に起きたようなきがしてしまって、涙が溢れていたのだ。その事に言われるまで気付かず羞恥が沸き起こる。
「あ、あのね、今男の人が森の方に走っていったの」
 麻衣はまるで取り繕うように慌ててしゃべり出す。
「でね、あの花火の夜のことを思い出して、ちょっと悲しくなっちゃって」
「悲しくなった?」
 あの森でも麻衣は夢を見ている。それも、死体が甦ったという夢を。どこか重なる夢。だが、何がどう重なっていくのか、ただの偶然か、それとも何関わり合いがあるのか、今の時点ではナルにも判らない。
「何かに祈っていたの。
 たぶん、私が見たあの男の人に、祈っていた。腕の中の恋人を生き返らせて欲しいって」
「それで死んだ人間が生き返るのか?馬鹿馬鹿しい」
「だって―――」
 ナルの一言に麻衣は頬を膨らませる。
 確かに、荒唐無稽な話だとは思う。仮死状態の人間なら何かの弾みで生き返ることもあるだろう。だが、完全に生命の流れを止め、腐敗が進むがままに何日も経った遺体が元に戻るわけがない。
 戯言にしろ信じる人間がいるわけがない。物語の世界でも死者がよみがえると言うことはあり得ない。理屈では判っているのだ。
 それでも、あの人は祈っていた。そして、願いは叶った。
「ねぇ、ナル。
 私が森で視たのっていったい何なんだろう?
 完全に死んだ人が生き返るはずないってことは、私も判っているよ。だけど、あの夢の中では女の人が完全に、綺麗に生前の姿に戻っていくの。
 森で視たのはサイコメトリーとかじゃなくて、ただの夢なのかな」
 空想の産物でしかないのだろうか?
 麻衣が疑問を口にするまでもなく、その疑問はとうのむかしにナルも抱いていた。麻衣が見た物がいったい何なのか。ただの夢という空想の産物か、それとも霊視か、サイコメトリーか。断定できる物は何もなく、そして視たのが麻衣でなければただの『夢』として片付きかねない、内容。
「原さんにも視て貰うか」
 霊関係ならば真砂子にも何か見えるかもしれない。
「その前に、もう一度行ってもいい?」
 伺うように麻衣はナルを見上げて問いかける。
「あの時はどこか夢見心地で行っちゃったけど、今度は自分の意志で行ってみてみる。
 そこで、もう一度何か見れるか試してみたい」
 ナルは「ノー」と言うだろう。
 そして、答えを聞くまでもなくその表情を見れば判る。眉をしかめ賛成しかねないと言わんばかりだ。
「1人で行くなんて言わない。ナルが忙しいなら綾子かジョンに頼むし…行きたい。私自身がもう一度確認したい」
 自分の能力を否定したくない。無かったことにはしたくない。どんな物か視き分けて付き合いたい。これから一生つきあう能力なのだから、上手に付き合っていきたい。
 麻衣は真っ直ぐにナルを見上げる。
「何を見ても僕は知らないぞ」
 それは了承の返事だろう。麻衣は力強く頷き返す。しないで後悔するより何か行動を起こしたい。その方が自分らしいではないか。何も判らず怯えて、ナルの背中に隠れていたくはない。足手まといにだけはなりたくない。
 隣に並んで一緒に歩くことはできないかもしれないけれど、先を早足で進んでいくナルに、一歩でも、少しでもいいから追いつきたい。いつか、手を伸ばせば届くところにまで追いつきたい。そして、隣に並んで歩きたい。同じ物を見て、同じ速度で歩いて行ければ――そんなことを言えば、きっと何十年計画なんだ?と言われそうだけど。
「大丈夫。少し免役できたから」
 麻衣のなんだかよく分からない自信に、溜息をもらすとポンッと頭を叩く。
「明るいうちの方がいい。これから行く」
 旅館の女将に少し森の方まで散歩してくると連れに伝えておいて欲しいと頼むと、麻衣とナルはつれだって旅館を後にした。
「あ…あの―――いえ、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
 女将さんは何か言いかけたが、口を閉ざし取って付けたような微笑を浮かべて、2人を見送った。
 物言いたげな視線をした女将が気になったが、麻衣は森へと続く道をテクテクと無言で歩いていく。











 その頃綾子とジョンは、定年退職をし今は気楽な楽隠居をしているという、元刑事の元へと訪れていた。平屋建てのそんなに広くはない家は、なんだか昔懐かしい時代を思い出させる。のどかな庭先に、猫でも丸くなっていたら絵はがきに出もありそうな光景だ。
「ごめんください」
 インターホンなどないから、玄関のガラス戸を開けて声をかける。すると、庭の方から声が返ってきた。
「おや……べっぴんさんと外人さんが何の用かな?」
 人の良さそうな、白髪の老人が首にかけていたタオルで汗を拭いながら近寄ってくる。
「佐々木さんですか? 元刑事の?」
「そうだが…あんた方は?」
 佐々木は不思議そうに綾子とジョンを眺める。それも当然だろう、都会張りの美女と金髪へ祈願の青年の二人組である。目立たないわけがない。まして、老人にとってみれば、そのような二人組が自分の所へ尋ねてくる覚えなどないはずだからだ。
 綾子は艶やかな笑みを口元に刻むと、口を開いた。
「少しお聞きしたいことがありまして、よろしいでしょうか?」
 婉然とした笑みに佐々木は目を何度か瞬くと、「片付いていませんが」と言って二人を家の中へと案内したのだった。
 六畳ほどの広さの今に案内されると、佐々木は台所へ行きグラスによく冷えた麦茶を注いで、お茶菓子とともに使い込まれている丸テーブルに乗せた。
「で、お話とは?」
 綾子達の向かいに腰を下ろした、佐々木は二人の顔を見て問いかける。ひどく落ち着いた表情だ。まるで何を聞かれるのか判っているかのようでさえある。再びこの小さな村を襲った事件。三十年前と同じような事件だ。誰かしら聞きに来ると思っていたのだろう。
 佐々木は綾子の話に静かに耳を傾け、話し終えるまで一切口を開かなかったが、全てを聞き終えると重い溜息をもらす。
「30年前の犯人の動機ですか?
 ご存じだと思いますが、犯人だった男は、自殺をしその理由は判っていないのですが」
「存じています。ですが、何か些細なことでもいいんです。
 いえ、どちらかというと私達は馬鹿馬鹿しい理由がありましたら、それを教えて貰いたいんです。信じられない…荒唐無稽なほど」
 綾子は身を乗り出さんばかりにして、佐々木に尋ねる。こういうことは自分何かより東京にいる安原の方が適任なのだが、彼がここに来るまでには半日近く経ってしまう。今はあまり時間を無駄にしたくはないのだ。その為、綾子とジョンが来たのだ。
「荒唐無稽…ですか。
 あの時代の年寄り共が噂していた話なら、あったよ」
「どんな話ですか?」
 佐々木が話してくれた内容は、麻衣が以前見た夢と一致する物がある内容だった。もしかしたら、この事件の幕開けとなった夢そのままの…
 あの森には遥か昔から神が住んでいるというのだ。村の住人達は『森の神』と呼んでいたらしい。その森の神はある一つの願い事を叶えてくれると言う。それは、一度は死した者の命を甦らせてくれると言うのだ。
 だが、それには条件がいるというのだが、その条件はやはりこういう話しに付き物で『贄』である。30年ほど前の事件は病気で失った恋人を甦らせようとしたのではないか、憶測だが考えられない話ではなかった。だが、真相は分からない。吉田は自殺してしまったのだから。残されたのは死後半年以上経っていた恋人のなれの果てだけである。そして、多量の血液。それらはいったい何のために用意されていたのか、誰にも判らなかった。
 謎のまま事件は幕を下ろしてしまったのだ。
 そして、4半世紀以上経過して、同じ事件がこの小さな村を襲っているのだ。30年前の模倣犯か、それとも、ただの偶然か…もしくは、その伝説をなぞっているのか……
「それは、昔から伝わる伝説ですか?」
「そうだよ。この村がこの地にできたときから言い伝えられている話だ。いいかい、年寄りからの忠告だよ。森には近づいちゃいけないよ。あそこの森は神さんの物だ。人が入ることを拒んでいる神域だ。アレに関わるとろくな事がありゃしない」
 佐々木は生ぬるくなってしまっている麦茶で喉を潤す。チリン…チリン…と微かな音を立てて揺れ動く風鈴に視線を向けながら、小さな声で呟く。
「神さんというものは、贄を必要とする物だ…近寄らないにこしたことはないよ」
 それ以後話すことはないのか、佐々木は口を開くことはなかった。綾子とジョンは礼を述べ、すぐにその場を後にしたのだが、旅館の女将からナルの伝言を聞いて顔を見合わせてしまう。
「大丈夫でっしゃろうか?」
「ナルが付いているんだから、大丈夫だとは思うけれど……確かに、あそこの森ってあまりいい気がしないのよね」
 綾子は生い茂る森の方に視線を向けて、呟く。緑濃い森それなのに、綾子には精霊のいる気配が感じられなかった。ひどく穢れた気配に包まれている気がするのだ。せっかくの木なのに、覆い尽くすような気配に木々達の神聖は薄れてしまっている。












「まったくおまえは……」
 ナルは呆れた口調で隣を歩く麻衣を見下ろす。麻衣は照れたような笑みを浮かべて、肩をすくめていた。自分から森へ来たいと言っておきながら、何と麻衣はその道順を覚えていないと言いだしたのだった。
「だって、あの時はこうなんだか雲の上を歩くような心地だったから、余りよく覚えてないんだもん……」
 ナルは麻衣の言い訳に一瞥を向けるだけで、何も言わない。だが、その視線が一つの言葉よりも多く語っており、麻衣はふくれっ面になる。「しょうがないじゃないかよぉ〜〜〜」ともごもごと口の中で呟いてしまうが、ナルに反論できず途絶えてしまう。そのまま、辺りをキョロキョロと眺めながら歩いていたが、ふと、麻衣は足を止めて前方を凝視する。
「あっ」
 それにつられるようにナルも足を止めて、同じ方向を見る。
 背の高い木々に囲まれた森の中、そこの一角だけを切り取ったかのように、小さな空間が空いていた。けして広くはないのだが、地面を赤い花びらが一面を覆っている。あの夜見たままの光景。昼間だからこそ余計に色鮮やかな赤が目を射る。毒々しいほどの赤。
 穢れ…不浄のモノ。
 そう連想してしまうほどの、おびただしいほどの死を象徴する時季はずれの赤い花が、咲き乱れていた。
 その中央に、一人の男が跪いている。
 何か言っているのだろう。ボソボソとした声が僅かに聞こえてくるが、何を言っているのかまでは聞こえない。何もない空間に向かって何かを語りかけているように見える。だが、麻衣には透けて見えるもう一人の人物がなぜだか見えた。
 あの夜、見たもう一人の男だ。
 麻衣の身体が知らずうちに震え出す。
 あの時、なぜその男を見て赤い印象を覚えたのか、判ったからだ。
 全身が血塗れだった。あのヴラドのようにまるで血を浴びたかのように、全身を血の色に染めていた。風に乗ってむせ返るような血の匂いが漂ってきそうな程に、おびただしいまでにその身を血に染めている。
 噎せ返るほどの曼珠沙華の匂い・・・これは、花の匂いではなくて血の臭い。まるで、花が多量の血を吸って紅く染まり、そして、花そのものが血の芳香を放っているかのように錯覚してしまう。
「麻衣?」
 ナルには見えていないのだろう。いきなり震えだした麻衣を見て、何を見ているのか問いかけるが、麻衣は言葉を口にできないでいる。ただ意味を成さない言葉を呟きながら、今にもその場にへたり込んでしまいそうなほど、震えている麻衣の身体を子供を抱くように抱き上げると、ナルはそのまま身を翻してしまう。このままこの場にいることは、麻衣にとって良くないことは一目瞭然だった。
 麻衣がここへ来ることを望んでいたとしてもやはり連れてくるべきでなかったのだ。否定されるよりかは…と思い承諾したが、まだ時期が早かった。
 ただでさえ、力が不安定になっている状態である。これ以上麻衣を刺激することは避けた方がいい。そう決断するとナルの行動は早かった。あの男がこの場で何をしているのか、気にはなったがナルはとりあえず麻衣を安全な場所へと連れ戻すことを、第一優先としたのだった。
 麻衣は小さな子供のように抱きかかえられ、大人しくされるがままになっていたが、見えなくなる前に最後にもう一度だけ、視線を二人に向ける。
 聞こえてこなかったはずの、声が微かに聞こえてきた。
「どうすれば、千尋は助かる!?」
 切羽詰まった男の声に、嗄れた声が答える。
 聞きたくはない。
 ゆっくりと口が開きかけるのに気が付いた麻衣は、両腕で耳を塞ぐ。木々に隠れもう姿は見えなくなっているというのに、もう聞こえなくなるはずの距離だというのに、直接脳に響くような低い、地の底から聞こえてくるような嗄れた声が、直接聴覚を刺激する。
 目をぎゅっと力強くつむっても、なぜか見えてしまう。
 耳で耳を塞ごうとしても聞こえてしまう。




「――を、もっと――を」




 聞きたくはない言葉に、麻衣は耳を塞ぐ。そして、男が真っ直ぐに自分たちの方を見ていることに麻衣は気が付く。距離も、物理的な障害(森の木々)も越えて、明らかに、その血塗れの男は自分たちを…自分を凝視していることを知る。
 そして、口角が歪む。いや顔全体が歪な形に歪んだ。そして力が抜けたような腕をゆっくりと持ち上げると、真っ直ぐに麻衣を指さす。
「――――――っ!!!」
 目があった。
 なぜか判らないが、麻衣は確信していた。
 あの男は、自分を見ている。


【見つけた――】


 男がそう囁いたのが判った。
 なぜ、聞こえるのか、なぜ見ているのが判るのか、そんなこと説明はできない。それでも、確実にあの男は自分を捕らえた。自分は捕らえられたのだ。
 そう思うと余計怖かった。悲鳴が口を出掛けるが、それさえも口を出ることはなかった。
「麻衣?」
 突然の麻衣の変貌に、ナルは思わず足を止めて、己の肩に顔を伏せる麻衣を見下ろす。
 その顔色は紙のように白く異様なほど何かに怯えている麻衣に、ナルは柳眉をしかめる。
「怖い…ナル、怖い」
 何かに怯えしがみついてくる麻衣を落ち着かせるように、何度か背を叩き急いで森を出る。


 ――
麻衣、怖がっちゃ駄目だよ……


 懐かしいジーンの声が、微かに聞こえた気がした。














☆ ☆☆ 作者の戯言 ☆☆☆
終っわらない♪終っわらないったら終っわらないヽ(^。^)ノ ヽ(^o^)丿
………すみません、天華どうやら壊れている模様…いえ、開き直っているだけです。なぜかって?理由は……オバカなんです。私が。
この話の最大のメイン(?)麻衣が何をサイコメトリーしたか、を忘れてしまったんです(をい)……実は第七話から八話を終えるのに約1月かかっています…ちょっと詰まってしまって、浮気(他の話し六話ほど)している間に……忘れてしまいました( ̄□ ̄)
どうしましょう…何となく覚えているので、何となく進めていますが……ああ…なんだか、話がかなり変わってきているようなきが……
終わるのかな? これ……(不安)
って言うか・・・何でジーンが出ているんだろう・・・・・・・


※後書きは一話一話書き終わった時に書いているため、現状とかなり異なります・・・・(苦笑)











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